廃業寸前からの這い上がり-共栄化学工業(未来編)

アクリル加工業の共栄化学工業(大阪府八尾市山賀正町4-63)の取材メモを元にインタビューを構成しました。
今回は、その第3部として未来編をお送りします。
 
インタビューに応えていただいたのは
代表取締役・稲垣圭悟氏です。
 
第2部をご覧になられていない方は
まず廃業寸前からの這い上がり-共栄化学工業(再起編)
 
第1部をご覧になられていない方は
廃業寸前からの這い上がり-共栄化学工業(過去編)
クリックしてご覧ください。

 
 

従業員のモチベーションを上げるために


-従業員のやりたいことが叶う職場だそうですね
SNSの後押しもあって
物が売れるようになり、その時の経験から
やりたいことはないか工場の機械を使って
(物を作って)友達にあげたり
好きなことをやっていきたいとか…
皆も同じなんじゃないのかなって
思うようになりました。
 
富岡祐生が食品サンプルで
とみさんの工房をワークショップを
やりたいと聞いたときは最初は
よくわからなかったです。
とりあえずやってみたら?と言いました。
 
祭り好きの社員は夏になると
祭り関係の仕事をしています。
 
他の人がやっていることは
よくわからないのが本音です。
 
それは私が
祭りのコミュニティを持っていない
食品サンプルに関係する
コミュニティも持っていないからです。
それぞれ(社員)が持っている
コミュニティで活動をするからこそ
広がっているのです。
 
コミュニティを持っていないと
商売にならないんです。
 
どれがお客さんになるかわからない
リスクもわからない、興味が無いとか
そんなことを皆、会議をして
結局は没ネタになって
終わってしまいます。
 
それよりもわからないなら、知らないなら
まず、やってみたら?
言ってあげた方がいいです。
皆で後押すれば、それが加速するのです。
 
社内ベンチャー制度や子会社化
手前の新規事業化により
皆が夢を持ってもらえたらと思っています。
皆のやる気とかをくんで共栄化学工業の
成長につなげたいと思っています。
 
 

夢は大きく、地域活性化に向けて


-スポーツで八尾市を元気にしたいとか?
アクリル運動部をはじめたのは
理由が2つあります。
1つは共栄化学工業にぶら下がるつもりはなく
次の人にバトンを渡したいということです。
 
40歳前後が指揮を取れば一生懸命走れます。
自分自身が60歳とか70歳とかになっても
どこかに居てもいいことはありません。
自分が出て行けるように何か作らないと
と思い立ち上げました。
 
もう一つは、
行政と一緒になって地域スポーツを
やりたいと思っているんです。
廃校をどうやって使えばいいかとか
考えていて、行政と一緒にやれることを
スポーツとかで仕込んでいきたいんです。
 
八尾市はそういう施設がいっぱいあって
子育てしやすいなって思ってもらえるようにしたいんです。

今は、小学校は週2回しか校庭を開放していません。
スポーツクラブとか体育館とか
運動の教室とかを利用しないとスポーツができないんです。
そこで、廃校を利用して地域の
子供たちがスポーツできるようにしたいんです。
 
安心して来てもらえる施設
教室を改装して宿泊や合宿ができるように
したり、校庭で花火や飲食が
できるようにもしたいですね。
 
そういったことを進めることで
八尾市で子育てしたいという若い夫婦が
来れるようにしたいです。
 
廃校をほったらかしにするのではなく
アクリル運動部が行政とタッグを組んで
八尾市に子供たちが来るようにしていきたい
そういったことが、自分がやりたいことへ
繋がっていくんです。
 
 

まとめ

今回の取材は稲垣社長の想いが熱く
ロングインタビューとなりましたので
3部に分けてお送りしました。
 
取材時は納得のいくお話ばかりで
私も八尾市を活性化したいという思いで
この活動を続けています。
私事ですが、まだ立ち上げたばかり。
まだまだ、挫折と悩みの連続ですが
客観視すれば、同じ想いで活動し
同じ悩み、挫折を味わっている方々ばかりだと
改めて実感しました。
 
このインタビューを通して感じたことは
そんな感じです。
 
私自身も社長の想いに少しでも
貢献できるよう、この活動を続けていきたいと
素直に思いました。