プレス加工業がぽん酢を製造!?-平井製作所

大阪の元気!ものづくり企業に選ばれた
金属加工のプロ集団、平井製作所(八尾市竹渕3丁目137)の
代表取締役社長の平井隆之氏は
趣味の発展系としてぽん酢を製造しています。
 
なぜ、プレス加工業がぽん酢!?
と、とても不思議なお話ですが
私も大変気になったので、今回取材で伺いました。

 
 
 

本業は平板の金属をプレスするのが仕事!

創業は今年で85年、法人化されて60年と
節目を迎えています。
 
高精度なプレス加工技術で
大手電機メーカーの冷蔵庫の部品を製造し
多数採用されています。
 
主にステンレスパネルやチルドケーストレイ、
フリーザーケーストレイ、背面カバー、コンプレッサー台、
間仕切りプレート、高さ調節キャスターなどです。
 
設備はロボットライン

大型プレスライン


そのほかにも様々な機械が並んでいます。


現在は某メーカーの冷蔵庫の部品製造が
海外移管されることが決まり
1社依存では良くないとのことで
比重の大きい数社の会社からの取り引きを
増やしているそうです。
それに平行して某メーカーの比率を
下げている最中で、今年の9月に
冷蔵庫の部品製造がなくなっても
大丈夫なように尽力しているそうです。
 
この正統派、プレス加工業が一体
どういった経緯でぽん酢作りをはじめたのか?
とても気になるところですね。
なので
代表取締役社長の平井隆之氏にインタビューしました!
 
 
 

ひょんなことからぽん酢は生まれた!


-なぜぽん酢に行き着いたんですか?
発端は料理が趣味だということと
魚を含め生き物が好きだからです。
 
釣りも趣味で釣ってきた魚も
自らさばいて料理をしています。
それでよく鍋などをしていて
どうせならいいぽん酢で食べたいと思い
自分好みのを作ろうと考えたのは
4年前のことです。
試行錯誤して2年前ぐらいに
ある程度落ち着いて
この形で行こうと思いました。
 
-異業種への挑戦は印象的ですよね
昨今、本業とは別に新規事業や
異業種の進出などが進んでいますが
プレス加工業は基本的にメーカーからの
委託を受け、プレスでパーツを
作る流れなので「プレスで何か?」は
少し考えにくかったです。
 
他のことで何か出来ないか?
と考えたときぽん酢なら
差別化に繋がると考えました。
ぽん酢が売り上げの1つの柱に
なるのは難しいとは思いますが
ぽん酢を売るプレス加工業者なら
どこか変、と感じてもらえるし
面白いとも感じてもらえます。
インパクトはありますよね。
 
私の名刺にもあえて違和感を
感じてもらえる工夫をしています。
通常ならプレス加工に関係する
免許、資格を記載することが多いですが
それだけでは芸が無いので、
私の名刺にはわざと
「ふぐ調理師免許」の資格を載せています。
お客さんにとっては間違いなく
とっかかりになって覚えてもらえるし
仕事にも繋がっています。
この資格も趣味で取得したものです。
 
-どんな味に仕上げたんですか?
従来品は少し味が濃いイメージがあります。
私の好みでは素材の味をそのままに
フルーティで酸味を抑えた感じなので
ぽん酢と言うよりはぽん酢風を
意識して作りました。
 
原料には柑橘のだいだいを使っています。
何ミリリットルでいくらか?
などの値段設定もすでにしています。
ラベルも現在考え中で
私の娘にデザインをお願いしています。
 
将来的には自社で製造して
最初は八尾市内の企業が経営する飲食店など
で使ってもらえてらいいかなと思っています。
今の時代は口コミで広がる時代だと
思うからです。
 
また、二次使用としては
原料であるだいだいを絞った後の
皮を利用してオレンジオイルが
作れないかとも考えています。
 
 
 

まとめ

平井社長は、生き物好きな方で
大学も水産学科で学ばれたそうです。
後を継ぐ前は、環境調査に従事し
魚、鳥、植物、河川などを調査
されていたほどの生き物好き。
 
生き物が好きだからこそ
趣味で釣った魚も自らの手で
調理しているわけです。
その流れから料理も趣味になり
ぽん酢に行き着いたので
過去の経験は現在に生かされています。
 
私もプレス加工業がなぜぽん酢?
と思い、とても気になったので
今回取材に伺いました。
 
話を聞いて、やはり思いつきではなく
過去の経験が生かされて
誕生したのだと実感。
それにインパクトも大!
 
ぜひ、はやらせて
八尾市産ぽん酢風、ぽん酢が
スーパーなどでも見れる日を
楽しみにしています!
 
以上、じょにーでした!
 
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